ajiataikan005
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江南の運河//其の三//江南の運河 (其の三)//月落ち烏啼いて霜天に滿つ、|江楓の漁火愁眠に對す、|胡蘇城外寒山寺、|夜半の鐘聲客船に至る。|その昔張繼をしてこの名句を成さしめた楓橋は、即ちこの橋の傍であつた。水も橋も昔に變らず、寒山寺の甍も亦間近い。草舟夜泊の子にもこの詩情ありやなしや。|(印畫の複製を禁ず)//月落ち烏啼いて霜天に満つ、|江楓の漁火愁眠に対す、|胡蘇城外寒山寺、|夜半の鐘声客船に至る。|その昔張継をしてこの名句を成さしめた楓橋は、即ちこの橋の傍であつた。水も橋も昔に変らず、寒山寺の甍も亦間近い。草舟夜泊の子にもこの詩情ありやなしや。|(印画の複製を禁ず)//
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