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孤峰華不注山//濟南附近//孤峰華不注山 (済南附近)//1929//華不注と言ふ山は、濟南の東北十五支里の平野の中に、しよんぼりと取り殘された山であるが、その山容の奇觀と、その眺望の雄大とを以て、濟南の一絕勝に數えられる。|李白によつて綠香芙容の如しと形容された山頂に立てば、黃河は雲際より來つてその北麓を浸し、小淸河は濟南七十二泉を合してその南麓を洗て大觀を肆にする。|(一九二九、撮影)(印畫複製を禁ず)//華不注と言ふ山は、済南の東北十五支里の平野の中に、しよんぼりと取り残された山であるが、その山容の奇観と、その眺望の雄大とを以て、済南の一絶勝に数えられる。|李白によつて緑香芙容の如しと形容された山頂に立てば、黄河は雲際より来つてその北麓を浸し、小清河は済南七十二泉を合してその南麓を洗て大観を肆にする。|(一九二九、撮影)(印画複製を禁ず)//

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