ajiataikan005
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裝蹄所の馬繫柱//巴林//装蹄所の馬繋柱 (巴林)//1928//とある街端れに、物々しく建てられたこの奇妙な萬年筆のやうな六本の柱は、裝蹄所の馬繫柱であつた。|その上部に打ち着けた龍の彫り物や、丹靑の色鮮かな尖端の恰好が、何を意味するかは知らないが、場末のいさゝかの蹄鐵屋には過ぎた裝飾でるる。|(一九二八、撮影)(印畫の複製を禁ず)//とある街端れに、物々しく建てられたこの奇妙な万年筆のやうな六本の柱は、装蹄所の馬繋柱であつた。|その上部に打ち着けた竜の彫り物や、丹青の色鮮かな尖端の恰好が、何を意味するかは知らないが、場末のいさゝかの蹄鉄屋には過ぎた装飾でるる。|(一九二八、撮影)(印画の複製を禁ず)//

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