ajiataikan006
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舊き蕪湖の姿//蕪湖//旧き蕪湖の姿 (蕪湖)//1929//春秋にして既に蕪湖の名を見ると言ふならば、この港は決して新開港地ではない。楊子江岸河曲の好位置を占めたこの聊の都會は、その廣濶な背後地と豐富な物產を以て、殊に米と茶の輸出港として鳴り響いて來たのだ。|今や貿易年額五千萬圓を計え、押しも押されもせぬ支那の大輸出港ではあるが、城外の船着場は、四千年の歷史に何の變化もない。|(一九二九年、撮影)(印畫の複製を禁ず)//春秋にして既に蕪湖の名を見ると言ふならば、この港は決して新開港地ではない。楊子江岸[揚子江岸]河曲の好位置を占めたこの聊の都会は、その広濶な背後地と豊富な物産を以て、殊に米と茶の輸出港として鳴り響いて来たのだ。|今や貿易年額五千万円を計え、押しも押されもせぬ支那の大輸出港ではあるが、城外の船着場は、四千年の歴史に何の変化もない。|(一九二九年、撮影)(印画の複製を禁ず)//

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