ajiataikan006
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愛身崖//泰山//愛身崖 (泰山)//1929//山頂日觀峯の南に在り、千仭の絕壁に臨む。もと捨身崖と云ひ、わが日光の華嚴に於けるが如く、屢々人を暗き死に誘惑するより其名を得た。明の巡撫何起鳴、檄を奉じて嶽頂の税を監し、未だ一箇月ならず、身を此に舍つる者三人を聞く。慘惻自ら安ぜず、嘉靖二十三年垣を築いて其觀道を阻み、今の名に改む。垣は紅色、長さ三百尺、高さ十五尺、林之濬の圍牆記略あつて其事を紀す。|(一九二九撮影)(印畫の複製を禁ず)//山頂日観峯の南に在り、千仭の絶壁に臨む。もと捨身崖と云ひ、わが日光の華厳に於けるが如く、屡々人を暗き死に誘惑するより其名を得た。明の巡撫何起鳴、檄を奉じて岳頂の税を監し、未だ一箇月ならず、身を此に舎つる者三人を聞く。惨惻自ら安ぜず、嘉靖二十三年垣を築いて其観道を阻み、今の名に改む。垣は紅色、長さ三百尺、高さ十五尺、林之濬の囲牆記略あつて其事を紀す。|(一九二九撮影)(印画の複製を禁ず)//

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