ajiataikan006
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漢柏//泰安//漢柏 (泰安)//1929//岱廟炳靈宮の前に在る。相傳へて曰ふ。漢の武帝の植えしものと。舊記に『樹身紐結上聳して虬龍の蟠旋するが若く、蒼古葱鬱名狀す可き莫し』とあり。又傳へて云ふ西漢の末流賊赤眉斧を加へて之を斫る。樹皮より血を吐き、赤眉恐れて止む。斧創今なほ認め得と。此邊は宋學の源頭を為せし、孫明復及び胡瑗講學の所、その舊館は後、廟に併せらる。柏の側に淸の高宗の漢柏圖詩の碑がある。|(一九二九撮影)(印畫の複製を禁ず)//岱廟炳霊宮の前に在る。相伝へて曰ふ。漢の武帝の植えしものと。旧記に『樹身紐結上聳して虬竜の蟠旋するが若く、蒼古葱鬱名状す可き莫し』とあり。又伝へて云ふ西漢の末流賊赤眉斧を加へて之を斫る。樹皮より血を吐き、赤眉恐れて止む。斧創今なほ認め得と。此辺は宋学の源頭を為せし、孫明復及び胡瑗講学の所、その旧館は後、廟に併せらる。柏の側に清の高宗の漢柏図詩の碑がある。|(一九二九撮影)(印画の複製を禁ず)//

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