ajiataikan007
134/194

史忠正公の墓//楊州//史忠正公の墓 (楊州)//1930//明末の忠臣史可法、諡して謂ふ史忠正公の墓は、楊州外梅花嶺の傍に在る。李自成明朝を纂奪するや、一時偽つて之に降りつゝも之か覆沒の為に劃策し、滿洲族の侵入と李の最後を見て、自刎して果てた明末志士の、衣冠を葬る所である。|梅花嶺は今は名に背いて一塊の土に過ぎないが、史忠正公の名はこの墓と共に殘らう。(一九三〇年撮影)(印畵の複製を禁ず)//明末の忠臣史可法、諡して謂ふ史忠正公の墓は、楊州[揚州]外梅花嶺の傍に在る。李自成明朝を纂奪するや、一時偽つて之に降りつゝも之か覆没の為に劃策し、満洲族の侵入と李の最後を見て、自刎して果てた明末志士の、衣冠を葬る所である。|梅花嶺は今は名に背いて一塊の土に過ぎないが、史忠正公の名はこの墓と共に残らう。(一九三〇年撮影)(印画の複製を禁ず)//

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

page 134

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です