ajiataikan007
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心經を彫める石壁//焦山//心経を彫める石壁 (焦山)//1930//この張卽之の手に成る金剛經を彫んだ碑石は、碑石あるが爲に石頭庵と呼ばれる一堂屋の中にある。|堂內には明の趙秉忠の筆になる綠雪靑螺の額を揭げ、その廊下の壁にこの碑文が塗り込んである。この堂の碑石は、この心經だけではない。古き騷客の文字と共に、近來後學の出鱈目な樂書までがその場所を誇る。(一九三〇年撮影)(印畵の複製を禁ず)//この張即之の手に成る金剛経を彫んだ碑石は、碑石あるが為に石頭庵と呼ばれる一堂屋の中にある。|堂内には明の趙秉忠の筆になる緑雪青螺の額を掲げ、その廊下の壁にこの碑文が塗り込んである。この堂の碑石は、この心経だけではない。古き騒客の文字と共に、近来後学の出鱈目な楽書までがその場所を誇る。(一九三〇年撮影)(印画の複製を禁ず)//

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