ajiataikan008
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平原驛舍//昂々溪//平原駅舎 (昂々渓)//1931//洮昂鐵道と言ふのは、沙漠に引張られた二本の平行鐵線であり、傍に置き忘れられたマツチ箱が、その驛舍である。平原貫通を目標としたこの鐵道は、正確に部落を縫ふてはゐないから、驛舍は必ずしも部落の近くではないのだ。|東支線と洮昂線のクロス地點、昂々溪驛さへも、さうした驛舍の一つである。|(一九三一撮影)(印畫の複製を禁ず)//洮昂鉄道と言ふのは、沙漠に引張られた二本の平行鉄線であり、傍に置き忘れられたマツチ箱が、その駅舎である。平原貫通を目標としたこの鉄道は、正確に部落を縫ふてはゐないから、駅舎は必ずしも部落の近くではないのだ。|東支線と洮昂線のクロス地点、昂々渓駅さへも、さうした駅舎の一つである。|(一九三一撮影)(印画の複製を禁ず)//

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