ajiataikan009
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獨木舟を手操りて//牡丹江上流//独木舟を手操りて (牡丹江上流)//1932//牡丹江の上流に見る、とある渡船場の風景である。對岸まで引張つて一本の綱に托して一艘の獨木船が、此所での夏の唯一の渡河交通機關だ。|舟は五人でもう既に滿員、地方色をその肩に露に見せた鋸や鋤の御客さんは、賴んでももう乘れさうにもない。|(一九三二撮影)(印畫の複製を禁ず)//牡丹江の上流に見る、とある渡船場の風景である。対岸まで引張つて一本の綱に托して一艘の独木船が、此所での夏の唯一の渡河交通機関だ。|舟は五人でもう既に満員、地方色をその肩に露に見せた鋸や鋤の御客さんは、頼んでももう乗れさうにもない。|(一九三二撮影)(印画の複製を禁ず)//

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