ajiataikan009
7/146

ボクラニチナヤ驛舍//綏芬//ボクラニチナヤ駅舎 (綏芬)//1932//山肌の日毎の黑みが、春を語り出した頃の國境驛だ。ボクラニチナヤは、露滿兩國の經濟接觸點である。滿洲の汽車と、西伯利の汽車とが、頑丈な身體を搖り合つて、左樣ならとも暫くとも語り合ふ地點だ。|支那名は綏芬站又は五站と呼ぶ。|(一九三二撮影)(印畫の複製を禁ず)//山肌の日毎の黒みが、春を語り出した頃の国境駅だ。ボクラニチナヤは、露満両国の経済接触点である。満洲の汽車と、西伯利の汽車とが、頑丈な身体を揺り合つて、左様ならとも暫くとも語り合ふ地点だ。|支那名は綏芬站又は五站と呼ぶ。|(一九三二撮影)(印画の複製を禁ず)//

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

page 7

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です