ajiataikan010
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北安鎭驛//北安鎮駅//北満の曠野に、忽然として生れた、滿洲新興都市北安鎭は北緯四十八度、東經百二十八度。北は黑龍江、西は訥河、南は松花江に流れる幾多支流の分水嶺にあつてかつては人家僅かに三十戶に過ぎなかつた。現代交通文化の恩惠を蒙らなかつた荒蕪の地が滿洲帝國の新鐵道政策によつて呼海、齊北兩線中芯點となり今や急速の發展となりて尙將來北黑線の開通と相俟ち交通上の重要地點としての將來を待望されてゐる。(印畫の複製を禁ず)//北満の昿野に、忽然として生れた、満洲新興都市北安鎮は北緯四十八度、東経百二十八度。北は黒竜江、西は訥河、南は松花江に流れる幾多支流の分水嶺にあつてかつては人家僅かに三十戸に過ぎなかつた。現代交通文化の恩恵を蒙らなかつた荒蕪の地が満洲帝国の新鉄道政策によつて呼海、斉北両線中芯点となり今や急速の発展となりて尚将来北黒線の開通と相俟ち交通上の重要地点としての将来を待望されてゐる。(印画の複製を禁ず)//

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