ajiataikan011
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佛像の列//錦州省義縣//仏像の列 (錦州省義県)//同じ西の第一窟には中央の方柱のみでなく、東、西、北の三壁面の下方に夫々三つ宛の龕を設けて坐佛像を入れ、その中間每に脇師立像、室の隅にも亦四天王像を配してゐるが大半は近頃の補修が加へられて、一顧の價値もなくなり、痛惜に堪へぬ思ひがする。ところが西壁だけには非常に破損し乍らも尙ほ古態のままが殘されてゐるのは嬉しい。寫眞が示すやうに、これ等の佛も北魏より多少年代が降るだらう。(印畫の複製を禁ず)//同じ西の第一窟には中央の方柱のみでなく、東、西、北の三壁面の下方に夫々三つ宛の龕を設けて坐仏像を入れ、その中間毎に脇師立像、室の隅にも亦四天王像を配してゐるが大半は近頃の補修が加へられて、一顧の価値もなくなり、痛惜に堪へぬ思ひがする。ところが西壁だけには非常に破損し乍らも尚ほ古態のままが残されてゐるのは嬉しい。写真が示すやうに、これ等の仏も北魏より多少年代が降るだらう。(印画の複製を禁ず)//

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