ajiataikan011
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明代の牌坊//錦州省北鎭//明代の牌坊 (錦州省北鎮)//大南門を入つて北へ一直線に進めば、街路幅いつぱいに石造の大牌坊が立つてゐる。|中央の屋根下にある堅額に世爵と刻み、その下には橫に天朝誥券と大文字が刻まれ、更に下方には鎭守遼東總兵官太保兼太子太保寗遠伯李成梁などとある。即ち民の萬曆年間に於ける遼東の名將李成梁が關係してゐる牌坊で、約三百三四十年前のものであり、かの興城の石牌坊と共に滿洲では珍しい實例だ。(印畫の複製を禁ず)//大南門を入つて北へ一直線に進めば、街路幅いつぱいに石造の大牌坊が立つてゐる。|中央の屋根下にある堅額に世爵と刻み、その下には横に天朝誥券と大文字が刻まれ、更に下方には鎮守遼東総兵官太保兼太子太保寗遠伯李成梁などとある。即ち民の万暦年間に於ける遼東の名将李成梁が関係してゐる牌坊で、約三百三四十年前のものであり、かの興城の石牌坊と共に満洲では珍しい実例だ。(印画の複製を禁ず)//

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