ajiataikan011
73/150

寢宮の二神//北鎭廟//寝宮の二神 (北鎮廟)//寢宮は廟の最も奧にある。寢とはネルことではなくて、正といふ意味であり、從つて正式の居室と思へばよい。男女二柱の神を祀るのが支那系宗敎ではきまりであるらしく、神々も人間の世界と同じやうに生活をするのであらう。單に山を祀つたのが、山神といふ一つの人格視されて人間と同じ偶像にまでなることろに、特殊な宗敎思想の展開を窺ふべきだ。(印畫の複製を禁ず)//寝宮は廟の最も奥にある。寝とはネルことではなくて、正といふ意味であり、従つて正式の居室と思へばよい。男女二柱の神を祀るのが支那系宗教ではきまりであるらしく、神々も人間の世界と同じやうに生活をするのであらう。単に山を祀つたのが、山神といふ一つの人格視されて人間と同じ偶像にまでなることろに、特殊な宗教思想の展開を窺ふべきだ。(印画の複製を禁ず)//

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

page 73

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です