ajiataikan012
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石河城//石河城//本城は石河驛の西、石河の東岸に在り。石城にして、城壁は東側及北側並に南側の一部殘存してゐるのみである。城壁の高さ約六・六米、幅三・六米、南北の長さ約二六七米、門は南と北に各一門あり。|本城の創めて築かれた時代は詳かでないが、明代になる遼東志金州衞の地圖に石河堡の記載があれば、明代に既にありしことが明かである。尚盛京通志卷二十九寧海縣の條に「石河驛堡。城(金州)北六十里。周圍一里二百四十歩。南北二門。我太祖高皇帝辛酉年。征明撫降之。今設汎焉」とある。(寫眞は城の東側)//本城は石河駅の西、石河の東岸に在り。石城にして、城壁は東側及北側並に南側の一部残存してゐるのみである。城壁の高さ約六・六米、幅三・六米、南北の長さ約二六七米、門は南と北に各一門あり。|本城の創めて築かれた時代は詳かでないが、明代になる遼東志金州衛の地図に石河堡の記載があれば、明代に既にありしことが明かである。尚盛京通志巻二十九寧海県の条に「石河駅堡。城(金州)北六十里。周囲一里二百四十歩。南北二門。我太祖高皇帝辛酉年。征明撫降之。今設汎焉」とある。(写真は城の東側)//

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