ajiataikan012
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黃寺の塔(一)//北平郊外//黄寺の塔(一) (北平郊外)//安定門外大街の西に黃色の瓦屋を見るこれか黃寺で、東西、二寺に分つてゐる。喇嘛の駐錫道場で東黃寺は舊稱普靜禪林の謂にして境內東邊を占め西黃寺は西際に在り其の堂宇熟れも黃色の琉璃瓦を以て覆はるに因めり、淸の世祖(順治帝)頃未西藏西域懷柔の一方便として敕建せし所境內規模廣大にし老柏鬱蒼たる間に白塔はほのかに見る。|(印畫の複製を禁ず)//安定門外大街の西に黄色の瓦屋を見るこれか黄寺で、東西、二寺に分つてゐる。喇嘛の駐錫道場で東黄寺は旧称普静禅林の謂にして境内東辺を占め西黄寺は西際に在り其の堂宇熟れも黄色の琉璃瓦を以て覆はるに因めり、清の世祖(順治帝)頃未西蔵西域懐柔の一方便として勅建せし所境内規模広大にし老柏鬱蒼たる間に白塔はほのかに見る。|(印画の複製を禁ず)//

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