ajiataikan012
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金頂山眞武廟//金頂山真武廟//金頂山眞武廟は望海堝城の西方金頂山上に在り眞武大帝を祀る。劉江が望海堝戰で倭寇を擊滅せしめた記念に創建した廟で昔は得勝廟と云ふた。|眞武大帝は又玄天上帝、北拉佑聖眞君とも云はれ、續文獻通考に「眞武は浮樂國王の太子で、生れて神靈、微を察し遠きを知り、長じて勇猛、修業に務め、志の邪鬼を除き、紫虛元君 遇ひ道秘を授り、遂に東海を越え遊覽し、又天神に遇ひ寳劍を授り、武當山に入り修煉し、居ること四十二年功成り白日飛昇し、上帝の命を奉じ、北方に往き鎭め、被髮跣足、離坎(水火)の眞精を躡し、皀纛玄旗を建て、玄武(北方の星名)の神位を統攝し、神威赫然歷代顯著である。本玄武と號したが宋の眞宗の諱玄休を避け改めて眞武と云ふ」とある要するに眞武神は玄武即ち北方の七宿斗、牛、女虛、危、室、壁を祀つてもので星の神格化したものである。|(印畫の複製を禁ず)//金頂山真武廟は望海堝城の西方金頂山上に在り真武大帝を祀る。劉江が望海堝戦で倭寇を撃滅せしめた記念に創建した廟で昔は得勝廟と云ふた。|真武大帝は又玄天上帝、北拉佑聖真君とも云はれ、続文献通考に「真武は浮楽国王の太子で、生れて神霊、微を察し遠きを知り、長じて勇猛、修業に務め、志の邪鬼を除き、紫虚元君 遇ひ道秘を授り、遂に東海を越え遊覧し、又天神に遇ひ宝剣を授り、武当山に入り修煉し、居ること四十二年功成り白日飛昇し、上帝の命を奉じ、北方に往き鎮め、被髪跣足、離坎(水火)の真精を躡し、皀纛玄旗を建て、玄武(北方の星名)の神位を統摂し、神威赫然歴代顕著である。本玄武と号したが宋の真宗の諱玄休を避け改めて真武と云ふ」とある要するに真武神は玄武即ち北方の七宿斗、牛、女虚、危、室、壁を祀つてもので星の神格化したものである。|(印画の複製を禁ず)//

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