ajiataikan012
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三淸廟墻壁の石額//三清廟墻壁の石額//城子疃驛の北方數町の處に三淸廟と云ふ廟があるが。其の墻壁に石額がはめられてゐる。其の石額には歸服堡と刻まれてある。其の大きさは長さ約八十五糎、幅約五十糎で、片磨岩製である。此の石額は元、其の隣接する城堡內にありしものと云へば、蓋し城門にはめられあつたものであらう、貔子窩西城子出土鎭海關の石額と同石質で石刻の字が多分に類似してゐる處から考へるに兩者同時代のものであらう。併し其の年代は兩者とも石額には年代が刻まれてないから不明ではあるが、明代を降らぬものと思はれる。(印畫の複製を禁ず)//城子疃駅の北方数町の処に三清廟と云ふ廟があるが。其の墻壁に石額がはめられてゐる。其の石額には帰服堡と刻まれてある。其の大きさは長さ約八十五糎、幅約五十糎で、片磨岩製である。此の石額は元、其の隣接する城堡内にありしものと云へば、蓋し城門にはめられあつたものであらう、貔子窩西城子出土鎮海関の石額と同石質で石刻の字が多分に類似してゐる処から考へるに両者同時代のものであらう。併し其の年代は両者とも石額には年代が刻まれてないから不明ではあるが、明代を降らぬものと思はれる。(印画の複製を禁ず)//

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