ajiataikan014
27/150

運河より六和塔を望ぬ//杭州//運河より六和塔を望ぬ (杭州)//寫眞は錢塘門附近の運河の光景である。江上民船筏の浮游賑はしく見へる、それよりも遠く聳える六和塔が景物である。この塔は吳越の時王か廢院跡のより大錢を得て端緒として大錢寺を建立したに始る。宋代は祭祀を廢してゐたが、開寶三年に智覺禪師が塔を建て住民の苦難を救つたのである。當時は九級五十余丈で佛舍利を藏し光明煥發してゐたと云ふ。宣和年間に燒け紹興二年僧智曇が七級に再建したがまた燒失し明の萬曆に重建し淸の雍正十三年に改修し乾隆帝はこの地に行幸して七層の扁額を下賜された由緒ある塔である。|(印畫の複製を禁す)//写真は銭塘門附近の運河の光景である。江上民船筏の浮游賑はしく見へる、それよりも遠く聳える六和塔が景物である。この塔は呉越の時王か廃院跡のより大銭を得て端緒として大銭寺を建立したに始る。宋代は祭祀を廃してゐたが、開宝三年に智覚禅師が塔を建て住民の苦難を救つたのである。当時は九級五十余丈で仏舎利を蔵し光明煥発してゐたと云ふ。宣和年間に焼け紹興二年僧智曇が七級に再建したがまた焼失し明の万暦に重建し清の雍正十三年に改修し乾隆帝はこの地に行幸して七層の扁額を下賜された由緒ある塔である。|(印画の複製を禁す)//

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

page 27

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です