ajiataikan015
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應縣城の佛宮寺(四)//山西省//応県城の仏宮寺(四) (山西省)//寫眞は應縣佛宮寺の一階に飾つてある佛像である。大さは約三十尺位い、遼時代以後の出來らしいが鑄造の巧妙さは遉とうなづかれる。壁畫の古味から考へて見ると、これほどの佛塔であるから、建築落成後に後人巨匠が作つてものではないかとも思はれる。塔の古さと佛像の古さとの比が面白くないのは事實である。然し佛像としての出來と崇嚴味は決して缺けてゐない。|(印畫の複製を禁ず)//写真は応県仏宮寺の一階に飾つてある仏像である。大さは約三十尺位い、遼時代以後の出来らしいが鋳造の巧妙さは遉とうなづかれる。壁画の古味から考へて見ると、これほどの仏塔であるから、建築落成後に後人巨匠が作つてものではないかとも思はれる。塔の古さと仏像の古さとの比が面白くないのは事実である。然し仏像としての出来と崇厳味は決して欠けてゐない。|(印画の複製を禁ず)//

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