ajiataikan015
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南天門//山東省//南天門 (山東省)//宋の大中祥符元年十月、眞宗帝は天書を奉じて封禪の大儀を擧げてこの邊に一宿した。すると夢中に神靈顯はれ『余は周の諫官なり、帝の仁政を祝する為めに來れり』と告げた。眞宗帝夢より覺めて夢中のことを寵臣王欽若に問ふて、周の流寓唐宸、周武、葛雍の三忠臣なることを知り、廟を建てて祀つた今岱山の頂に廟はないか、山麓岱廟内に三靈候相がある。これが即ち周の諫官を祀つたものである。寫眞はその南天門で、この門をくぐれば四五の茶店があつて、岱山登山者の謁を潤ほして吳れる。(印畫の複製を禁ず)//宋の大中祥符元年十月、真宗帝は天書を奉じて封禅の大儀を挙げてこの辺に一宿した。すると夢中に神霊顕はれ『余は周の諌官なり、帝の仁政を祝する為めに来れり』と告げた。真宗帝夢より覚めて夢中のことを寵臣王欽若に問ふて、周の流寓唐宸、周武、葛雍の三忠臣なることを知り、廟を建てて祀つた今岱山の頂に廟はないか、山麓岱廟内に三霊候相がある。これが即ち周の諌官を祀つたものである。写真はその南天門で、この門をくぐれば四五の茶店があつて、岱山登山者の謁を潤ほして呉れる。(印画の複製を禁ず)//

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